「小幡青年政経塾」設立趣意書
戦後高度経済成長をとげてきたわが国は、今も世界的な経済大国を維持し続ける為に企業は悪戦苦闘を繰り返している。また、政府においても苦しみながらも維持し続けようとする企業を支援する為の方策を繰り返し放つのであるが実際は焼け石に水の状態でほとんど効果が見られない状態である。いったいなぜ、日本はこのような状態に陥ってしまったのか。
しかしながら、もう一度振り返ってみてはどうであろう。この資源の乏しい日本がなぜここまでの経済大国に伸し上がれたのかということを。
それは、"無いからこそ"、"困っているからこそ"生み出すことができる"人間力"の成果ではなかったのだろうか。それも、世の中を変えていこうとする"若い力の結集"ではなかったのか。
確かに、今の日本は、戦後の経済を支えてきた人達に今も支え続けられている。そして、これからの日本を担うはずの青年経済人達はそれに甘え切っている。今現在、将来の成長する日本のビジョンを明確に持って企業活動を行っている青年経済人は、一体どのくらいいるのでしょう。そして、この事実をあなたはどう考えるでしょうか?
私達は、真剣に地域の為に、否、日本の為に行動し続ける事ができる若い青年経済人を募り、実践的な研修を実施するとともに、具体的なビジョンを構築していくための調査、研究、啓蒙活動をおこなう小幡青年政経塾の設立を決意した。そして、この青年政経塾において、塾生たちがもう一度自分達の役割を認識し、確固とした決意及び信念のもと行動を起こすことにより、良い意味で"過去からの呪縛"を切断し、新しい社会の仕組み作りにトライをしていきたいと考える。
よってここに、小幡青年政経塾の設立を発起する次第である。
我々のこのような思いが、全国に、否、世界に伝播していくことを切に望む。
平成20年11月19日